「〜ておきます」には 3つの用法があります。
1 準備(前にやります)
2 措置(いつもと同じ状態にします)
3 放置(そのままにします)
コトリ先生
今回はこの 3つの用法の導入方法について解説します!
用法1 準備の「〜ておきます」
コトリ先生
今夜、みんなでパーティーをします。
今から何を準備したらいいですか?
みんな
クラスのみんなに連絡します。
飲み物を買います。
部屋を掃除します。
料理を作ります。
コトリ先生
そうですね。
準備する時は「〜ておきます」を使います。
コトリ先生
ですから、
「パーティーをするまえに、みんなに連絡しておきます」と言いますよ。
飲み物を買います。部屋を掃除します。料理を作ります。どうですか?
学生Mくん
パーティーをするまえに、飲み物を買っておきます。
パーティーをするまえに、部屋を掃除しておきます。
パーティーをするまえに、料理を作っておきます。
コトリ先生
そうですね!じゃあ、質問しますね!
学生Cさん
試験のまえに、復習しておきます。
旅行のまえに、ホテルを予約しておきます。
用法2 措置の「〜ておきます」
コトリ先生
パーティーが終わりました。
いつもと同じ状態に戻します。
パーティーが終わったら、お皿を洗っておきます。
パーティーが終わったら、部屋を片付けておきます。
パーティーが終わったら、コップをもとのところにしまっておきます。
用法3 放置の「〜ておきます」
コトリ先生
そのままにしてください。あなたは何もしなくていいですよ、という意味の「〜ておきます」です。
今エアコンはついていますか?消えていますか?
学生Mくん
ついています。
コトリ先生か
そうですね、私がエアコンをつけました。
授業のあとも、この部屋を使います。
Mくんが帰る時、エアコンを消さないでください。
そのままにしてください。
エアコンをつけておいてください。
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