「日本語教育能力検定試験」とは、公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)が1988年から年に1回、毎年10月に実施している日本語や日本語教育に関する知識を問う試験です。
受験対象者:年齢、学歴による制限なし。誰でも受験可能。
受験地:札幌、仙台、東京、大阪、広島、福岡の7ヶ所。
受験料:10800円
出題範囲:
1 社会・文化・地域 2 言語と社会 3 言語と心理 4 言語と教育 5 言語一般
試験では上記の範囲をⅠ、Ⅱ、Ⅲというカテゴリーに分けて構成されています。
試験Ⅰ 制限時間90分で配点100点。日本語教育の基礎知識を問う問題です。
試験Ⅱ 制限時間30分で配点40点。 音声を媒体とした出題形式でマークシートで回答します。
試験Ⅲ 制限時間120分で配点100点。マークシート80問、400字程度の記述問題が1問あります。
受験者数:H30 受験者数6801人−合格者1937人(合格率約28.5%)
R1 受験者数9380人−合格者2659人(合格率約28.3%)
R2 受験者数9033人−合格者2613人(合格率約28.9%)
日本語教育能力検定試験は内容が非常に幅広く出題されるので、傾向対策すべきです。対策問題集も多く出版されているので、それを解く中で検定キーワードを理解すれば、正答を選ぶことができます。
文化庁が定めるガイドラインでは、「日本語教育能力検定試験」に合格することは、法務省告示校として認められた日本語教育機関で就業するための採用条件の1つとされています。日本語教師を目指すならぜひチャレンジしてみて欲しいです。
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