漢字は、留学生の私として、とても難しいです!
Mくん、この場合は「として」じゃなくて「にとって」ですよ!
あ〜そうでした!いつも間違えてしまうんですよね…
じゃあ今回はN3文法「にとって」「として」の使い分けについて解説します!
「にとって」の使い方
「にとって」の意味と接続から確認しましょう。
「私にとって」は英語だと「for me」ですね。
「Nにとって」のうしろには、形容詞がきます。
例えば、1本のペンがあります。でも感じ方は同じじゃありません。
これは私のお母さんからもらったペンです。
このペンは私にとって大切です。
これは100円ショップで買いました。
このペンは私にとってあまり大切じゃありません。
(その人)にとって(どう感じるか)。それが、「にとって」の使い方です。
「として」
「として」の意味と接続から確認しましょう。
「Nとして」のうしろには、動詞がくることが多いです。
その立場で何をするか、ということですね。
また「Nとして有名です。」「Nとして立派です。」もよく使いますよ。
例えば…
皆さんは日本へ来ました。
皆さんの立場、positionは何ですか?
どんなpositionで日本へ来ましたか?
留学生です。
皆さんは留学生として日本へ来ました。
私は働いています。
私のpositionは?
先生です。
私は先生として働いています。
何かをするときの立場を伝えたい場合、「として」を使います。
「にとって」「として」の違いは?
この2つはよく間違えられますが、意味は全く違うんです。
何かの感想を言いたい時は「にとって」を使います。
つまり、「にとって」のうしろは、その人がどう思ったか、です。
何かをするとき、その人がどんな立場でそれをしたのかを言いたい時は「として」を使います。
つまり、「として」の前は立場を表す言葉がきて、うしろには何をしたか、がきます。
今回は「にとって」と「として」の使い分けについて、解説しました。
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