![学生Mくん](https://kotorisensei.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
漢字は、留学生の私として、とても難しいです!
![コトリ先生](http://kotorisensei.com/wp-content/uploads/2022/01/A6A39E21-ED60-429A-A9F8-4A556E07E880.png)
Mくん、この場合は「として」じゃなくて「にとって」ですよ!
![学生Mくん](https://kotorisensei.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
あ〜そうでした!いつも間違えてしまうんですよね…
![コトリ先生](http://kotorisensei.com/wp-content/uploads/2022/01/A6A39E21-ED60-429A-A9F8-4A556E07E880.png)
じゃあ今回はN3文法「にとって」「として」の使い分けについて解説します!
「にとって」の使い方
「にとって」の意味と接続から確認しましょう。
![コトリ先生](http://kotorisensei.com/wp-content/uploads/2022/01/A6A39E21-ED60-429A-A9F8-4A556E07E880.png)
「私にとって」は英語だと「for me」ですね。
「Nにとって」のうしろには、形容詞がきます。
例えば、1本のペンがあります。でも感じ方は同じじゃありません。
![学生Mくん](https://kotorisensei.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
これは私のお母さんからもらったペンです。
このペンは私にとって大切です。
![Cさん](https://kotorisensei.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
これは100円ショップで買いました。
このペンは私にとってあまり大切じゃありません。
(その人)にとって(どう感じるか)。それが、「にとって」の使い方です。
「として」
「として」の意味と接続から確認しましょう。
![コトリ先生](http://kotorisensei.com/wp-content/uploads/2022/01/A6A39E21-ED60-429A-A9F8-4A556E07E880.png)
「Nとして」のうしろには、動詞がくることが多いです。
その立場で何をするか、ということですね。
また「Nとして有名です。」「Nとして立派です。」もよく使いますよ。
例えば…
![コトリ先生](http://kotorisensei.com/wp-content/uploads/2022/01/A6A39E21-ED60-429A-A9F8-4A556E07E880.png)
皆さんは日本へ来ました。
皆さんの立場、positionは何ですか?
どんなpositionで日本へ来ましたか?
![みんな](http://kotorisensei.com/wp-content/uploads/2022/01/2582B5DC-D054-4352-A0EE-1EE7D021E232.jpeg)
留学生です。
![コトリ先生](http://kotorisensei.com/wp-content/uploads/2022/01/A6A39E21-ED60-429A-A9F8-4A556E07E880.png)
皆さんは留学生として日本へ来ました。
私は働いています。
私のpositionは?
![みんな](http://kotorisensei.com/wp-content/uploads/2022/01/2582B5DC-D054-4352-A0EE-1EE7D021E232.jpeg)
先生です。
![コトリ先生](http://kotorisensei.com/wp-content/uploads/2022/01/A6A39E21-ED60-429A-A9F8-4A556E07E880.png)
私は先生として働いています。
何かをするときの立場を伝えたい場合、「として」を使います。
「にとって」「として」の違いは?
この2つはよく間違えられますが、意味は全く違うんです。
何かの感想を言いたい時は「にとって」を使います。
つまり、「にとって」のうしろは、その人がどう思ったか、です。
何かをするとき、その人がどんな立場でそれをしたのかを言いたい時は「として」を使います。
つまり、「として」の前は立場を表す言葉がきて、うしろには何をしたか、がきます。
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今回は「にとって」と「として」の使い分けについて、解説しました。
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