Cさん
昨日はアルバイトのあと、1時間ごろ日本語を勉強しました。
コトリ先生
Cさん、1時間「ほど」ですよ。
学生Mくん
先生に相談があります。1時ほどあいていますか。
コトリ先生
Mくん、1時「ごろ」ですよ。
コトリ先生
今回は「ほど」と「ごろ」の違いについて解説します。
「ほど」
「ほど」は数量につきます。そして、だいたいその程度、という意味を表します。
・期間+ほど
コトリ先生
2時間ほど残業しました。
・数量+ほど
コトリ先生
砂糖を50グラムほど加えてください。
10名ほどアルバイトを募集します。
みんな
先生、「くらい」と同じですか。
コトリ先生
そうです。
数量とセットで使うときは「ほど」と「くらい」は同じです。
「ほど」は「くらい」に置き換えられます。
ただし、文法の「ほど」と「くらい」には明確な違いがあります。
その解説はまた今度!
「ごろ」
「ごろ」は時間につきます。そして、その時間の前後という意味を表します。
コトリ先生
今日は7時ごろ友人と会う予定です。
まとめ
似たような文字、似たような状況で使用する「ほど」と「ごろ」。たくさんの例文を用意し、それを提示する中で、理解できるようにしましょう。
はじめましての方はこちら!
「ていく」と「てくる」の違いは?知りたい方はこちら!
アルクのキャンペーン・おすすめ情報はこちら
コメント